5月としては記録的な大雨 48時間雨量400ミリ超 大雨の峠越えたが土砂災害警戒
5月としては記録的な大雨
48時間雨量は、高知県馬路村魚梁瀬で438.0ミリ、長野県御嶽山で345.0ミリ、和歌山県田辺市龍神で286.0ミリ、岐阜県郡上市ひるがので276.0ミリと5月の1位の記録を更新しました。神奈川県箱根町でも48時間雨量が367.5ミリに達するなど、関東でも大雨となりました。5日(金)に震度6強の地震が発生した石川県珠洲市でも48時間雨量が115.0ミリになり、5月としては記録的な大雨となりました。
※雨量は全て8日(月)正午までの値
大雨の峠越えても 土砂災害に警戒

13時現在、山形県や富山県、神奈川県には大雨警報の発表されている地域があります。引き続き、危険な斜面には近づかないようにしてください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。