新潟県で非常に激しい雨を観測 九州など雨雲発達中 午後は九州を中心に大雨のおそれ
観測史上1位の雨量の所も
新潟県村上市では、午前6時55分までの1時間に59.0ミリの「非常に激しい雨」を観測しました。なお、新潟県村上市では、午前8時までの3時間降水量が109.5ミリと、観測史上1位の値を更新しました。新潟県村上市の平年7月の降水量は240.6ミリですので、平年7月ひと月分の5割近い雨が、たった3時間で降りました。
また、山形県庄内空港では、午前2時7分までの1時間に33.0ミリの「激しい雨」を観測しました。
一方、前線が近づいた影響で、九州でも雨雲が発達しました。鹿児島県鹿児島市喜入では、午前5時30分までの1時間に23.0ミリの「強い雨」を観測しました。
午前10時現在の雨雲レーダーをみますと、発達した雨雲のかたまりは、対馬海峡から日本海西部と海上が中心ですが、九州や中国地方の所々で、雨雲が発達しています。
午後は 九州を中心とした西日本で大雨
特に、18日月曜~19日火曜朝の、暗い時間帯に雨の強まる所もありますので、大雨への備えは、日中の明るいうちに、行ってください。
一方、東・北日本では、天気が変わりやすく、局地的に雨雲や雷雲が発達するでしょう。落雷や竜巻などの突風、急な強い雨に、十分お気をつけください。
大雨の備え
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。