熊谷で10回目の猛暑日 あす11日(月)東京で猛暑日に迫る 休み明けの熱中症警戒
熊谷はこの夏10回目の猛暑日
特に、比較的良く晴れている九州や関東や東北南部で気温が上がり、午後2時30分までの最高気温は、埼玉県熊谷市で35.4℃、埼玉県鳩山町35.3℃、熊本県玉名市や福島県会津若松市で35℃以上の猛暑日となりました。
埼玉県熊谷市は最高気温がきょう10日(日)で、この夏10回目の猛暑日となりました。(7月2日以来8日ぶり)
熊谷市では今年7月1日に40.0度を記録しましたが、7月上旬までに猛暑日が10回となるのは、1896年の観測開始以来初めてのことです。過去にない早いペースで猛烈な暑さに見舞われています。
東京都心では31.8℃と6日連続で真夏日になり、仙台は5日ぶり、札幌は3日ぶりの真夏日となりました。
一方、雲がかかりやすかった名古屋は午後2時30分までの最高気温は25.3℃となっていて、きのう9日(土)に比べて7℃くらい低く、暑さがおさまっています。
あす11日(月)も蒸し暑さ続く
西日本から北日本にかけて、突然の雨や雷雨にご注意ください。
また、全国的に湿気が多く蒸し暑いでしょう。
沖縄や九州から関東にかけて、朝から気温が高く、日中の最高気温は33℃前後まで上がる見込みです。
関東は内陸部では35℃以上の猛暑日の所もあり、東京都心は猛暑日手前の気温になりそうです。
仙台で30℃、札幌は28℃まで上がる見込みです。
週末、エアコンの効いた涼しい場所で過ごしていた方ほど、休み明けの蒸し暑さが体に堪えそうです。日中暑い時間帯の外出はなるべく避けるなど熱中症にご注意ください。
熱中症対策のポイント
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンや扇風機を使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。