東日本大震災「前震」から10年 いまも地震活動活発 日頃から備えを
10年前のきょう「前震」発生
学説によっては、10年前のきょうに発生したこの地震が、東日本大震災を起こした地震の前震とされています。
余震は減少も依然活動活発
最近1年間で余震域で発生したマグニチュード4以上の地震は、本震発生後の1年間と比べて25分の1以下に減少しているものの、本震発生前よりも地震の回数(※)は多い状態が続いているとのことです。
※沿岸部、日本海溝軸付近およびその東側での、2001年~2010年の年平均回数。
最近も大きな地震が発生
また、先月2月13日には、福島県沖でマグニチュード7.4、最大震度6強を観測する地震が発生し、この地震も東日本大震災の余震とされています。
10年が経った今も、東北地方太平洋沖地震の余震域内では規模の大きな地震が絶えず、今後も地震活動に警戒が必要です。
日ごろから備えを
自治体などが発表しているハザードマップなどを確認するほか、tenki.jpの「万が一に備えて」「地震を知る」なども参考にしてください。
また、10年前とは違い、今はコロナ禍という特殊な状況が重なっています。
新型コロナウイルス感染症の対策も考慮しながら、地震などへ日頃の備えを行ってください。