2日も関東甲信を中心に局地的な大雨(ゲリラ豪雨)注意 警報級の大雨のおそれも
局地的に雨脚が強まる 関東は滝のような雨も
関東甲信は、今日1日のように日差しが照りつける所は少なく、猛暑は落ち着くでしょう。ただ、どこで雨が降ってもおかしくない状況です。雷を伴った激しい雨(1時間に30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間に50ミリ以上80ミリ未満)の降る所があるでしょう。東北はいったん雨がやんでも、夕方頃は一時的に雨の範囲が広がりそうです。1時間に40ミリの激しい雨が降り、大雨になる所があるでしょう。北海道は、南西部や北部を中心に断続的に雨が降りそうです。
九州から東海は、広い範囲で晴れるでしょう。最高気温が35℃以上の猛暑日になる所もあり、気温が上がる午後は山沿いを中心に発雷確率が高くなります。急な激しい雨や雷雨に注意が必要で、滝のような非常に激しい雨が降る所もあるでしょう。
関東など警報級大雨の可能性も
東京都、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県では、3日も警報級の大雨の可能性が「中」です。局地的には発達した雨雲がかかり、土砂災害や低い土地の浸水などに注意してください。
ゲリラ豪雨に遭遇したら
① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合はすぐに頑丈な建物に入り、2階以上の窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で短い時間に大量の雨が降るというのが特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や地下街を避けましょう。橋の下も川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。