スギ花粉 3連休明けから本格飛散へ 27日以降は福岡や東京で「多い」
22日 花粉飛散量は「少ない」
25日以降は飛散量が増える ピーク入りへ
花粉飛散量は、福岡では25日(火)と26日(水)が「やや多い」、27日(木)からは「多い」。東京も28日(金)に「多い」予想となっています。名古屋はまだ「少ない」ですが、静岡は28日(木)に「非常に多い」予想。3月に入ると、スギ花粉の飛散が続々とピークを迎えるでしょう。
花粉が飛びやすい条件
① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。