関東甲信 明日3日にかけて雷雨や激しい雨 少ない雨量でも土砂災害の危険度高まる
前線が南下 少しの雨でも土砂災害に警戒
台風10号による大雨の影響で、地盤が緩んでいる所があります。8月29日(木)午前6時から9月2日(月)午前5時までの降水量(アメダスによる速報値)は、神奈川県の小田原で537.0ミリ、箱根で466.0ミリなど、記録的な大雨となりました。今後、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。いったん天気が回復しても、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
2日・3日 局地的に激しい雨
明日3日(火)は雨が降ったりやんだりで、局地的には雷を伴った激しい雨が降るでしょう。沿岸部では、朝の通勤通学の時間帯から雨や風の強まる所がありそうです。4日(水)は、前線が伊豆諸島付近に停滞する予想で、沿岸部では雨の降る時間が長くなるでしょう。雨雲レーダーなど、最新の情報を確認してください。
予想降水量
明日3日(火)午前6時までの24時間
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部・甲信地方 60ミリ
伊豆諸島 80ミリ
4日(水)午前6時までの24時間
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 120ミリ
甲信地方 100ミリ
伊豆諸島 120ミリ
大雨が発生した時は、河川や用水路には近づかないでください。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしましょう。山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。