26日 新たな「熱帯低気圧」発生へ 来週は沖縄付近に接近か 台風シーズン到来
熱帯低気圧(台風のたまご)発生へ
一方、日本のはるか南の海上には発達した雲がまとまっていて、あす26日(水)の夜には「熱帯低気圧」(台風のたまご)が発生する予想です。31日(月)から8月1日(火)頃は、熱帯低気圧または台風が沖縄付近に近づく可能性があります。
きのう24日(月)の海水温を見ると、九州から関東のすぐ南まで台風が維持・発達できる27℃以上のエリアになっています。今後発生する熱帯低気圧は、海水温の高い所を通るため、台風として発達する事が予想されます。今後の情報にご注意ください。
台風シーズン到来
月別の平均進路を見ると、7月は沖縄付近、8月と9月は九州から東北にかけてが影響を受けやすいと言えます。今年は秋にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高く、台風の発生などにも影響が及ぶでしょう。
エルニーニョ現象が発生すると、7〜9月は台風の発生数が平常時より少ない傾向がある。台風の発生位置が、平常時に比べて南東にずれる傾向がある。など、平常時に比べて違いが表れます。
台風が離れていても 海には近づかないで
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。