関東 27日の午後は雪や雨 東京都心など市街地も一時的に雪 帰宅時間に影響も
関東 午後は平地でも雪
午後3時の上空1500メートル付近の気温は、関東北部はマイナス6℃以下(平地で雪になる目安)の所が多く、南部はマイナス4℃くらいの予想です。気温が低いため、山沿いでは降り始めから雪になるでしょう。東京都心など、市街地では雨まじりの雪の所が多く、気温が下がると雪が積もる可能性もあります。夜は次第にやんで、天気は回復に向かいますが、路面の凍結などにご注意ください。
最高気温は5℃前後の所が多く、朝からあまり上がりません。雪が降りだすと空気がさらに冷やされて、沿岸部を中心に風が強まります。いっそう寒く感じられますので、万全の寒さ対策をしてください。
交通への影響に注意
関東北部 山地 15センチ、平地 3センチ
関東南部 山地 2センチ、平地 1センチ
少しの雪でも、交通への影響が出る可能性があります。雪が予想される時間帯が帰宅時間に重なる方も多いため、電車やバスに遅れがないかなど、最新の情報を確認してください。また路面が凍結する所もありそうです。車に乗る方は、いつも以上に慎重な運転を心がけましょう。
普段は雪の少ない所で大雪 特に注意すべき場所は?
1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや車のタイヤによって、雪が踏み固められると滑りやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
4つめは、地下への出入り口や建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。