四国~東北の広範囲で花粉「非常に多い」 雨上がりで大量飛散 花粉シーズンあと少し
雨上がりで気温上昇 花粉は大量飛散へ
このため四国、中国、近畿、東海、関東甲信、東北の広い範囲で花粉が「非常に多い」でしょう。広くヒノキ花粉がピークを迎えており、特にヒノキ花粉に敏感な方は対策が欠かせません。
花粉が飛びやすい条件
① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。
乾燥した晴天が続く 来週はじめにかけて「非常に多い」の所も
このため、関東甲信では14日(日)にかけて、東海や東北では15日(月)にかけて花粉の飛散量が「非常に多い」日が続くでしょう。
ただ、長かった花粉シーズンもいよいよ終盤です。