センター試験 関東東海は雨や雪 雪予想難しい理由
今週末18日(土)と19日(日)は、全国各地で大学入試センター試験が行われますが、初日は関東や東海で、2日目は日本海側を中心に傘の出番の所も。特に、初日は南岸低気圧が通過するため、受験生の方は最新の気象情報の確認が必須です。
18日は南岸低気圧が通過 東海・関東は傘の出番も
センター試験初日となる18日は、本州の南岸を低気圧が通過します。晴れる所が多いものの、低気圧が近くを通る東海や関東では沿岸部を中心に雨が降る見込みです。また、このタイミングで上空に寒気が流れ込むため、東京都心など関東の平野部でも雪のまじる可能性があります。今のところ、交通に影響が出るほど降ることはない見通しですが、南岸低気圧のコースは予想が難しいため、最新の情報をご確認ください。
予想の難しい雨雪判断
東京都心など関東南部の降雪は、天気予報の中でも予想が非常に難しい現象の一つです。その理由をざっくりと挙げると、①南岸低気圧のコースや強さの予想が難しく、雨雲のかかる範囲自体が確定しにくい。②雨雲がかかっても、地上や上空の気温や湿度のわずかな違いで、雨か雪かが分かれてしまう、という事情があります。最も「気象予報士泣かせ」の現象といっても過言ではありません。関東南部では、わずかな雪でも交通に大きな影響が出てしまうため、こまめに最新の情報の確認をお願いします。
センター試験2日目は日本海側で雪
19日は、日本海から北日本に近づく低気圧や寒気の影響で、北陸と東北・北海道の日本海側を中心に雪となる見込みです。試験会場に向かう際は、念のため余裕を持つようにしたほうがよさそうです。そのほかの地域は、太平洋側を中心に晴れる所が多くなる予想です。ただ、日中も寒く感じられるため、引き続き暖かい服装を心がけましょう。