空気カラカラ 湿度20パーセント台も 関東~沖縄「乾燥注意報」 火災の危険高まる
関東から西 空気がカラカラ 各地の湿度は?
そのため、空気がカラカラに乾いています。
14時までの最小湿度(湿度が最も低くなった値)は、静岡市で21%、甲府市で25%と、静岡県や山梨県を中心に、一段と空気が乾燥しています。高知市と広島市は30%、松山市は31%、福岡市は37%を観測しています。東京都心は38%と、3日連続して、40%を下回りました。
これにより、14時現在、関東から沖縄のあちらこちらに「乾燥注意報」が発表されています。火災の発生しやすい状態となっていますので、火の取り扱いには十分な注意が必要です。お肌やノドの乾燥対策も、心がけてください。
空気の乾燥 いつまで?
24日金曜は、福岡市など日本海側では雲が多くなり、空気の乾燥が収まりそうです。
ただ、関東など太平洋側では、週末も「カラッとした晴天」が続くでしょう。「空気の乾燥」が「長引く」ため、火災の発生する危険度が高まるおそれがあります。
お休み前や、お出かけ前には、いま一度、火の元を確認してください。
火事を防ぐポイント
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。