大阪府枚方市で39℃の猛暑 東京都心は9日ぶりに猛暑日から解放 あすは猛暑復活
東京都心は9日ぶりに猛暑日から解放 気温の変化も大
一方、関東地方は朝から雲が広がり、気温の上がり方は少しだけ抑えられました。東京都心は33.2℃と7月23日以来、9日ぶりに猛暑日(最高気温35℃以上)から解放されました。また、昼ごろからの雷雨により気温は一気に下がり、15時の気温が東京都心で23.6℃、横浜22.8℃、千葉24.4℃と10℃前後の気温の変化がありました。
関東も猛暑復活 体調管理に注意
関東から九州にかけては、この先も35℃を超えるような猛暑が続き、内陸では40℃くらいまで上がる可能性もあります。東北も35℃に達する日もあり、北海道も30℃を超える日が多いでしょう。厳しい暑さが続き、体力も落ちていると思いますが、引き続きこまめな水分補給や適切に冷房を使用するなど、熱中症対策は万全にしてお過ごしください。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。